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癌と闘うサボリーマンの日記

癌と闘うサボリーマンの日記

お気に入りの本

■■■ お気に入りの本の紹介 ■■■
今あるガンが消えていく食事 進行ガンでも有効率66.3%の奇跡(済陽高穂)

私が癌になってから、何か自分でできることは無いかと探していた時に出会った本です。 基本的に非科学的なものは信じない主義だったのですが(変なキノコとか)、これははっきりと臨床データを載せた上で効果を謳ったものだったので買いました。 手術、抗がん剤、放射線治療に次ぐ第4のガン治療法になるまでにはまだエビデンスが足りないようですが、近い将来、日本の病院でも広く導入される可能性があるのではないでしょうか(米国だと既に始まっている所もある)。 癌が消えていく・・・というのは全ての人が当てはまるわけではないようですが、少なくとも免疫力が高まってより健康になっていることは確かなようです。 なにより、癌の外科手術の権威ある先生が食事療法に取り組んでいるということ、そしてCT像、腫瘍マーカーなどで実際に癌が消えていることを写真つきで解説していることを考えると、ダメもとでも一読に値すると思います。

華氏451度 ( 著者: レイ・ブラッドベリ / 宇野利泰 | 出版社: 早川書房 )

華氏451度とは本のページに火がつき、燃え上がる温度。 本を禁じられた世界においてモンターグの仕事は本を焼き捨てることだったが、 ふとしたことで本を読んでしまう・・・。 緊張感のある展開でドキドキさせられます。 ただ面白いだけではなく十分に考えさせられる作品です。 読めばきっと本が大好きになりますよ!

アルジャーノンに花束を( 著者: ダニエル・キイス / 小尾芙佐 | 出版社: 早川書房 )

大人になっても幼児の知能しかないチャーリーは、ある日手術によって天才に変貌する。超知能を手に入れた彼が見た世界とは・・・。もし彼が闇から光のもとへ来た魂を笑うような心の持ち主であれば、この場合を笑う方が、上方の明るいところから穴ぐらの闇へ戻ってきた人を迎えて笑う場合に比べればまだしも理由があるだろう(プラトン「国家」)。奥の深い作品です。

百年の孤独( 著者: ガブリエル・ガルシア・マルケス / 鼓直 | 出版社: 新潮社 )

マコンド村の創設から百年、はじめて愛によって生を授かった者が出現したとき、メルキアデスの羊皮紙の謎が解読され、ブエンディア一族の波乱に満ちた歴史が終わる。長い作品なので慣れない人は読むのに根気がいるかも?ノーベル賞受賞作。

博士の愛した数式 ( 著者: 小川洋子 | 出版社: 新潮社 )

「僕の記憶は80分しかもたない」・・・ 元々優秀な数学者であったが事故で記憶力を失った博士と、その世話をする親子の物語。 どんなに楽しい時間を共有しても、次の日になると何もかも忘れてしまう。 そんな博士とのコミュニケーションは難しくて、朝会うとまた他人に戻っている。 博士は80分以上会っていない人の顔は覚えていられないから。 そんな博士が初対面(本当は初対面ではないかもしれない)の人に会うとき、挨拶の代わりに 何かしらの数字の話をする。 そこには同じ質問を何度もして煩わしい思いをさせたくないという思いもあるのだ。
本書の中には数式が度々出てくるが、それが不思議と自然で暖かい気持ちにさせてくれます。 なんだかもう一度数学を勉強しなおしてみたくなりました。


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